蔓梅擬 [花]

鵜飼恵子さんの展示が始まった。

例年のごとく
花の出前を頼まれた
例年のごとく
この季節は蔓梅擬と藪椿ぐらいしかないが
年々、採取が難しくなっている

例年ならば蔓だけで充分だが
今年は実のつきも悪い
巻き付いた枝ごと切りだすことに

特に蔓梅擬のように
枝に巻きついている蔓物は
蔓を切る場所が難しい

野山の花材採取は
見つけた瞬間が勝負

活ける形を想定して
鋸や鋏をいれることを
心掛けている

花の移動でも
活ける場所でも手際が
ぐんと違えば
結局、花も長生きする

鵜飼2015*.jpg

枝についたまま
干し柿状態になったものと
蔓梅擬を籠に入れ
壁から吊してみた

鵜飼2015**.jpg

花を活けるということは
花器を選び
それをどう使うか
それで殆ど決まる

余分な手をくわえなければ
野山の花は
すべて例外なく美しい

花のあるがまま
花の望むまま
投げ入れるだけでよい



鵜飼恵子さんの展示は
6日(日)まで
豊橋市呉服町48
ギャラリーフォーティーエイト



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年に一度の出張生け花師です…? [花]

古くからの友人
鵜飼恵子さんの木綿の仕事の発表が始まった。

鵜飼葉書.jpg

例年のごとく
蔓梅擬きと野茨を差し入れた。
当然、活けなくては帰れない。

その場にあるもので
なんとかごまかして帰らしていただく。
これもお約束…?
今回の
花器は籠ばかり
大小幾つかが用意されていた。

まず最初は
ウインドーに蔓梅擬き
枝元を丸め大きな籠の内側にはめ込む
蔓梅擬きの蔓は籠の縁によくなじむ
あとは枝が勝手に形を作ってくれる。

鵜飼2014蔓梅擬.jpg

余裕のある会場ではない
お客に野茨のトゲがあたるため
高い位置に籠をかけ
選んだ一枝を投げ入れる。

鵜飼2014野茨.jpg

これで差し入れの花は終わりだが
藪椿と南京櫨があると差し出され
背の高い枝をさてどう活けよう
深い瓶や籠がない

南京櫨は
手提げの網籠の口を麻縄でしめ
壁のコーナーに立てかける。
落としを入れず水を切った。
会期中にはおそらく
殻が割れ白い実が出る… と思う。

鵜飼2014南京櫨.jpg

藪椿は
残った籠を三つまとめて
それぞれに落としを入れる。
花器に奥行きが生まれ。
会場の一角に藪をができた。
暖房のあたたかさで会期中には満開になる… だろう。

鵜飼2014椿.jpg

残った蔓梅擬きと野茨は
事務所の玄関に
まとめて投げ入れた。

2014蔓梅擬き・野茨.jpg

蔓梅擬きの朱の華やかさ
突然の正月ムードだが…
今年中に仕上げたい仕事(?)は
山ほど…? ある。
それでも仕事(?)ばかり
ではつまらない。


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梅の実 [花]

今年も梅取りの季節がやってきた。
毎年、梅雨の前に、庭の梅を取る。
昨年は豊作だったが今年は少ない。
一輪車一杯プラスαで37㎏。
昨年の約半分である。
しかし、これが普通なのだろう。
あまり多いと配る作業が大変で昨年は苦労した。

昔は普通だった梅を漬ける家が減っているのだろう。

例年のごとく、
枝振りを選んで活けてみた。

2014梅の実.生け花ブログ.jpg

もう少し採取が遅いと
ほんのり赤みが出て可愛らしいのだが
今年の梅は皆青い。
おいしい梅酒ができるだろう。

前回の紫陽花と同じ篭に入れてみた。
この篭は何にでもよく似合う。
落としは、ペットボトルをもっぱら使用する。
高さが自由にカットできるので重宝だ。
肉厚も薄いので水も沢山入る。


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